
はじめに
こんにちは!システム事業部のkamです。
私は2024年9月に中途で入社し、現在はあるプロジェクトのスクラムマスターとして業務に携わっています。
以前、弊社のブログで公開された記事「アジャイルソフトウェア開発ってなんなのだ。 - スタイル・エッジ技術ブログ」では主にスクラム・アジャイルの概要について解説していました。
今回は、私が実際にスクラムマスターとして取り組んでいる内容の一つであるインセプションデッキについてお話ししたいと思います。
自己紹介
とはいえ、まずは私が何者なのかを簡単に自己紹介します。
私は40代のエンジニアで、これまでPM(プロジェクトマネージャー)やPL(プロジェクトリーダー)、SM(スクラムマスター)、PO(プロダクトオーナー)などの役割を経験してきました。
その一環として、認定スクラムマスター(CSM)と認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)の資格も取得しています。
また、以前はスクラムに関する講義を行い、知見を共有する活動もしていました。ファシリテーションやコーチングも好きです。
前述したとおり、最近入社したばかりですが、「面白そうな会社だな」と感じて入社を決めました。
もちろん大変な部分もありますが、実際に働いてみて「やっぱり面白い」と感じることが多いです。
プロジェクト概要
現在携わっているプロジェクトの体制は以下の通りです。
メンバー構成はPO(プロダクトオーナー)1名、SM(スクラムマスター)1名(私)、開発メンバー5名、デザイナー1名です。
複数のお客様先で使用されているシステムを、より使いやすく改善する取り組みを2週間スプリントで進めています。
インセプションデッキとは
インセプションデッキとは、チームの立ち上げ時などに、プロジェクトのビジョンやゴールをチーム内外で共有するためのものです。
これにより、チームの相互理解を深めることを目的としています。
インセプションデッキでは、以下の10のワークを通して、プロジェクトの全体像を描きます。
- 我々はなぜここにいるのか:プロジェクトの目的・背景を明確にする
- エレベーターピッチ:短い言葉で、プロジェクトの価値や目的を伝える
- パッケージデザイン:製品やサービスを「商品」として表現し、魅力を整理する
- やらないことリスト:プロジェクトのスコープ外を明確にし、フォーカスを絞る
- ご近所さんを探せ:ステークホルダーや協力者を明確にする
- 解決案を描く:どのように課題を解決していくかの方向性をまとめる
- 夜も眠れない問題:チームが抱えている懸念やリスクを整理し、対策を検討する
- 期間を見極める:いつまでに何を達成すべきか、スケジュール感を決める
- トレードオフスライダー(優先順位):「コスト」「品質」「スピード」など、優先すべき要素を決める
- 何がどれだけ必要なのか:必要なリソースやスキルを洗い出す
インセプションデッキをやってみた!
私がスクラムマスターとしてジョインする以前から、インセプションデッキ自体はチームで行っていたようです。

しかしながら、作成したインセプションデッキを各スクラムのイベントでうまく使えていませんでした。
そのため、
- プロダクトゴール・ロードマップがあやふやで、POが何を調査すればよいかわからない・・・
- エンジニアの優先度が明確になっておらず、開発が遅れてリリース予定も遅れてしまう・・・
という状態でした。
プロジェクトのビジョンやゴールの共有が不足しているのではないかと感じ、スクラムマスターとしてインセプションデッキを作り直すことにしました!
ただ、インセプションデッキを一度にすべて作り直すには、まとまった工数が必要になります。
そこで、日々の業務と並行し、毎週決まった時間に少しずつインセプションデッキをブラッシュアップしていくことにしました。
手始めに「ご近所さんを探せ」を行い、ステークホルダーや協力者についてチームで話し合いました。

「ご近所さんを探せ」をすることによって、これまで一部のメンバーしか把握できていなかった関係者を全体で共有することができました。
「エレベーターピッチ」も見直し、次回以降は「トレードオフスライダー」や「夜も眠れない問題」などのワークを進めていきます。
少しずつではありますが、POの優先順位の決定がスムーズになりました。
インセプションデッキを作成する過程で、プロジェクトのビジョンをより深く考えることができ、それが大きな改善につながったのではないかと感じています。
これからの展望
現在、システム事業部では4つのプロジェクトで「PO(プロダクトオーナー)、SM(スクラムマスター)、開発チーム」の体制で開発を行っています。
そのうちの1つのプロジェクトで、新たにSMが誕生したので、そのフォローも私が担当しています。
さらに、POの経験が浅いプロジェクトもあるため、POの成長を支援することも私の重要な役割の一つです。
2024年12月から「アジャイル推進セクション」が新たに発足しました。
私もここに携わり、よりスクラム含めたアジャイルの推進をし、より効果的で柔軟な開発体制を構築し、さらなる成長を目指していきます!
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