はじめに
こんにちは!スタイル・エッジでエンジニアをしているせっちゃんです!
前回のAWS Jamでは参加者だった私ですが、今回は「開催する側」に回りました。
この記事では、自社でAWS Jamを企画・運営した際の準備や当日の様子、参加者のリアクションを紹介します!
2回目のAWS Jamを開催した背景
前回、クラスメソッド株式会社様のサポートのもと社内メンバー6名でAWS Jamに参加しました。
実際のAWS環境で手を動かしながら課題を解く体験は座学とはまったく違い、参加者の満足度がとても高かったです。「またやりたい!」という声も多く上がっていました。
そこで、今回は自分たちの手で企画・運営してみることにしました。弊社ではAWS Skill Builderのチーム向けサブスクリプションを契約しており、Jamイベントの開催権限があります。前回の経験で当日の流れは把握できていたので、SREのpeipeiと2人で企画を進めていきました。
開催までの準備
メンバーの選定
今回は、バックエンドエンジニアとしてAWSを業務で実際に活用しているメンバーに声をかけました。「普段AWSに触れる機会はあるけれど、もっと深く理解したい」という層です。全体のバランスをとることを目的にインフラのメンバーにも声をかけました。
参加者はバックエンドエンジニア3名とインフラエンジニア1名の計4名。チーム編成は2人1組のペア × 2チームとし、経験や普段のコミュニケーションなどを考慮しチームを選定しました。
問題選定にはpeipeiにも協力してもらい、当日もサポート役として参加してもらいました。
一番苦労した「問題選定」
準備で一番大変だったのが、問題(チャレンジ)の選定です。
AWS Jamでは、Skill Builderの管理画面からチャレンジを選んでイベントを構成します。チャレンジにはそれぞれ難易度やカテゴリがあり、どれを選ぶかで参加者の体験が大きく変わります。
選定で意識したのは、業務で実際に使っているAWSサービスに関連するチャレンジを選ぶことです。せっかく時間を使って取り組むなら、普段の業務に活きるものにしたいと考え以下のリソースを対象としました。
- EC2 (Amazon Elastic Compute Cloud)
- Lambda (AWS Lambda)
- RDS (Amazon Relational Database Service)
- S3 (Amazon Simple Storage Service)
- WAF (AWS Web Application Firewall)
最終的に、Easy 3問 + Medium 3問の計6問を選びました。「これは難しすぎるかも…」「でもこの領域は経験してほしい」と何度もミーティングを重ねて決めた構成です。
事前の周知
当日スムーズに進められるよう、参加者にはあらかじめAWS Jamの操作方法やルールを共有しておきました。加えて、今回出題するチャレンジがどのあたりの領域に関するものかも事前に伝えています。予備知識がゼロの状態でいきなり本番に臨むより、事前学習→本番→復習のサイクルに期待をしました。
当日の様子
タイムスケジュール
開催日は2026年2月2日(月)、東京本社オフィスです。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 15分 | 説明(Jamの進め方、チャレンジの紹介など) |
| 100分 | AWS Jam 本番(100分) |
| 15分 | 解説・振り返り |
かなりコンパクトですが、6問に取り組むには十分な時間です。(と思っていたのですが、実際はあっという間でした)
開催者としての立ち回り
私とpeipeiは今回Jamには参加せず、企画・運営に専念しました。
当日意識したのは、「楽しく、学ぶ」ことにフォーカスできる雰囲気づくりです。スコアボードは表示されるので自然と競争心は生まれますが、あくまで目的は「手を動かして学ぶこと」。冒頭の説明でその点をしっかり伝えました。
参加者が詰まっている様子が見えたときは、ヒント機能の案内をしたり、一緒に画面を見ながら考えたり。参加者が問題に集中できる環境を提供することを意識しました。


解説を自分で作ってみて
Jam終了後の解説も私が担当しました。 正直、ここが一番勉強になりました。人に説明するには課題を深く理解する必要があるので、チャレンジの背景にあるAWSの設計思想やベストプラクティスまで調べることになります。準備していた自分が一番知識を深めた気がします。
参加者からのリアクション
Jam終了後、Googleフォームでアンケートを取りました。いくつかの設問と結果を紹介します。
AWS Jamイベント全体の満足度を教えてください

満足度の高いイベントとなりました!
内容の難易度はいかがでしたか?

やや難しいを目標に問題を選定していため、想定通りの回答でした!次回開催の際にも参考にできる結果となりました。
AWSアーキテクチャ設計に対する理解度は深まりましたか?

開催当日だけでなく事前学習の推奨や、フォローアップの体制を強化し、理解度向上に努めます!
今後もAWS Jamイベントがあれば参加したいですか?

とても嬉しい結果となりました。
開催者として印象的だったのは、参加者がチャレンジに取り組んでいる最中の表情です。ペアで相談しながら設定を変えて、検証して、課題をクリアした瞬間に「わかった!」という顔をしてくれる。こういう場面を間近で見られるのは開催者の特権だと思います。
次回に向けて
2回目の開催を終えて、次に向けたアイデアがいくつか出ています。
参加者をもっと増やしたいです。今回は4名でしたが、バックエンドやインフラに限らず、いろんな職種のメンバーが参加できる回も企画してみたいと思っています。
テーマを絞った回もやってみたいです。セキュリティ特化回や、生成AI関連のチャレンジだけを集めた回など、参加者の興味や業務に合わせてカスタマイズできるのは自社開催の強みです。
そして定期開催にしていきたい。1回きりのイベントで終わらせず、社内に「学びの場」として定着させること。イベント感を出す工夫(軽食や優勝チームへのちょっとしたプレゼントなど)も取り入れていきたいと考えています。
おわりに
「参加する側」から「開催する側」に回ってみて、準備は大変ですがそれ以上に得るものが大きいと実感しました。問題選定でAWS知識の棚卸しができたり、解説作成で理解が深まったり、開催側ならではの学びがたくさんあります。
前回参加から今回のJam開催まで、「学ぶ → 実践する → 届ける」のサイクルを1周できました。このサイクルをこれからも回し続けて、社内のAWS力を底上げしていきたいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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