スタイル・エッジ技術ブログ

士業集客支援/コンサルティングのスタイル・エッジのエンジニアによるブログです。

技術書輪読会、はじめました

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congerdesignによるPixabayからの画像

はじめまして!スタイル・エッジ システム事業部のやっすんです。
現在は主にLaravelでのアプリケーション開発に携わっています。

スタイル・エッジのシステム事業部には20代以下の若手が多いため、
週1で若手だけの技術書輪読会を行い、スキルアップと技術的なコミュニケーションの促進をめざしています。
今回は、上記を目的とした技術書輪読会の進め方について紹介します。

輪読会の進め方

一口に輪読会と言っても、その進め方は読む本や会の目的、参加するメンバーに応じて大きく変わってきます。
参加者の知識に対して難易度が高い本や原著を読む場合は、読み進めること自体を目的とするのも良いでしょうし、
一人でも読み進められるような本であれば、読むのは各自の宿題とし、集まった場では意見交換の場としても良いでしょう。

スタイル・エッジの若手輪読会は、新卒〜3年目までのメンバーで・ 初〜中級者向けの本を読み・ ベースとなるスキルの底上げを図るものなので、以下のように進めています。

  • メンバー内で対象となる書籍・範囲を決め、輪読会までに各自で読んでくる。
  • 輪読会の場では、ディスプレイに実際に業務で書いているコードを写し、読んできた本の内容を踏まえて議論する

具体的な取り組み

前提

スタイル・エッジでは士業のクライアントが使用する案件管理システムを開発しています。
専門業務で使われるシステムということもあり、業務要件が複雑な機能も多々あるため、 コードにコメントを残す場面が出てくることもあります。

ただ、コードのコメントって……何をどこまで書くか、人によって差がでやすいポイントですよね。
最小限におさえつつ、コードだけでは読み取れないビジネス要件については的確に書き残しておきたい……
そこで、名著:リーダブルコードの4〜6章を読み、特に要件が複雑な部分のコードのコメント部分を中心にモブプロ(?)を行うことにしました。

感想

良かった点

スタイル・エッジでは法律業務の専門的な英単語を変数名やDBのカラム名に使っていることも多いため、
英単語の意味がコメントに残っているとより可読性が高まります。
コードの内容をそのままコメントに残さないようにする…というのがセオリーではありますが、
セオリーを踏まえた上でシステムの内容に合わせて応用していく、というスタンスをチームで確認することができました。
人によってブレがちなところについて、セオリーを踏まえてチームとしての姿勢をすり合わせるという点では有効性があると思いました。

課題

今回は口頭で意見を出し合ってみたのですが、意見を出すメンバーに偏りが出て来るなあ…という印象です。
この読書会では集まって意見を交換し、多くのメンバーの見解を聞くことも目的の一つので、全員がどんどん意見を出せるような方法を検討する必要があります。
付箋に意見を書いて貼り出す方法なども試してみたいですね。

最後に

スタイル・エッジ システム事業部では、一緒に働く仲間を募集しています。 もし興味を持っていただけましたら、ぜひ採用サイトものぞいてみてください!

株式会社スタイル・エッジLABO採用サイト